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この辞典の使い方(ホーム)>「い」で始まる言葉>いきなりの意味
カテゴリー:副詞、助詞、接頭語、接尾語
いきなり
いきなり
いきなりとは、突然に、最初から、という意味。会見で不祥事を責められた議員は、「いきなり怒り出」したり「いきなり泣き出」したりする。ステーキ専門のチェーン店に『いきなり!ステーキ』あるが、店に入ると注文もしないのに突然ステーキが出てくるわけでもないし、ステーキ専門店だから最初からステーキを注文するのは当たり前なので、店名の由来がいまいちわからず、HPなどを調べたものの不明である。
「いきなり」の「なり」は、「言いなり」「道なり」のように、何々に従って、何々に沿っての意味。「いきなり」はもとは「行きなり」つまり「ものごとの進行のままに」というのが本意で、自分でちゃんと考えず、なりゆきで軽率に行動してしまうさまを言ったもの。そこから、思いがけない行動を突然することという意味に進展し、現代のように、突然に、出し抜けに、初めからという副詞的な使い方につながったのだという。
(VP KAGAMI)