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この辞典の使い方(ホーム)>「か」で始まる言葉>かき氷の意味
カテゴリー:食文化、料理、食品、食材
かき氷、欠き氷
かきごおり
かき氷(欠き氷)とは、氷を細かく砕いたり削ったりしたもの。また、削った氷にシロップを掛けた食べ物を言う。近年では後者を言う場合が多く、氷水(こおりみず)とも言う(「氷水」では溶けたかき氷か、氷の入った水みたいで雰囲気がでないが、とにかくそう言う)。前者はぶっかき、かちわりなどと呼ばれ、主に高校野球の応援者向けに提供されている。
かき氷は夏場に渇望される食べ物であり、特に猛暑日はアイスクリームよりかき氷が好まれる。これはアイスクリームが高脂肪、高カロリーであるため、体内で燃焼が起こり、「結果的にぜんぜん涼しくならないじゃん」ということを体が知っているせいかと思われる。
結果的にぜんぜん涼しくならないアイスクリームは、冬場にも好まれ、12月に食べたいスイーツとして、チョコレートをおさえて一位に輝いている。とはいえ、寒い日にアイスクリームを食べるのは、暑い日に熱いお茶を飲めとぐいぐい迫ってくる婆さんみたいな自虐的嗜好には違いなく、正味寒々しいかき氷となると、自虐性はさらに高まる。それでも有名なかき氷屋は真冬でも行列が絶えないそうで、(行列で待たされてさんざん冷えた上に、さらに店内で冷やすという)日本人の自虐趣味にはあきれるばかりである。(VP KAGAMI)
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