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カテゴリー：擬声語、擬態語、感動詞

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やれやれ

やれやれ

　やれやれとは、安堵の気持ちを表すとき、また疲れたり落胆したりしたときに発する語。「やれやれ、今日はどうにか勝ったか」「やれやれ、今日も負けたか」（２０２４年のホワイトソックスみたいな最弱チームのファンだろう、きっと）のように、ほっと安心したとき、逆に落胆の気持ちを表すとき、どちらにも使う。

「やれやれ」の「やれ」という語は、驚いたりあきれたりするときに発する「あれあれ」のそれぞれの「あれ」の語頭に、発語の感動詞「や」を付けた語だと考える。「や」はおそらく「いや」で、「いや、もうたいへん」のように嘆息するときに洩れる言葉ではないだろうか。「や」で嘆息し、「あれあれ」であきれた結果、負け続けているチームがようやく勝ったとき、ほっとしつつあきれて「やれやれ、今日はどうにか勝ったか」、今日もまた負けたときは、溜め息をついて、さらにあきれて「やれやれ、今日も負けたか」という発言になるものと考えられる。

​（VP KAGAMI）