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この辞典の使い方(ホーム)>「か」で始まる言葉>ガソリンを入れるの意味
カテゴリー:俗語、隠語、流行語
ガソリンを入れる
がそりんをいれる
ガソリンを入れるとは、原動力を加えて元気づけるという意味。揮発性のガソリンとアルコールの類似性もあり、景気付けのために酒を飲むという意味で主に使われる。「ガス欠」という言葉がそこそこ使われているのに対して、あまり耳にしたことがないのは、「ガソリンを入れる」と「酒を飲む」をシンクロさせることに違和感を覚えるせいかもしれない。加えて、環境保護の観点から「意識の高い先進国」および、ガソリンで動く自動車がうまく作れない国では、ガソリン動力が敬遠されていることもあり、今後ますます使用頻度の落ちていく言葉と予想される。「ガソリンを入れる」をいまでも通用する言葉に置きかえるなら、「エナジードリンクを飲む」とか「元気玉を受ける」あたりになるかと思われる。したがって、定義をしなおすと、ガソリンを入れるとは、翼を授けることである。
ところで現代中国語では、「頑張れ」という意味の「加油(チャーヨー)」という言葉が普及しているが、これはまさに「ガソリンを入れろ」ということ。広まっているのは、おそらく短い言葉に置きかえることができたからで、「頑張れ」「行けーっ」「やったれ」「日本、チャチャチャ」ではないが、応援の言葉とお偉いさんのスピーチは短いに限る。
(VP KAGAMI)
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