土葬とは、遺体をそのまま土の中に埋める埋葬のしかたで、自然死と判断されたにもかかわらず毒殺の疑いの晴れない遺体を掘り返して死因を再調査するのに適した埋葬方法。現在でも、宗教的理由から土葬を採用している（決して死因の再調査のためではない）人々は多い。原始的な宗教では遺体を傷つけるからという素朴な理由で、キリスト教やイスラム教では死者の復活を想定しているため、また儒教では、死ぬと魂と肉体は別々になるものの死後の世界でも生前と同様に生活するからというよくわからない理由で（筆者の勉強不足だと思います）、さらに神道の一部では、仏教が火葬を勧めているのでウチは反対という理由で、それぞれ土葬が行われている。（KAGAMI & Co.）