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​欠伸、あくび

あくび

 あくび(欠伸)とは、芸人殺しの武器。眠いときや退屈したときなどに、(「あ〜」などと言いながら)口を開いて大きく息を吸い、(「あ」などと言いながら)最後にその息を軽く吐き出す呼吸運動のこと。「飽き吹き」「飽き息」などから来ていると考えられているように(他の説もあります)、昔から、人の話が退屈だったり、単調な仕事を続けて飽き飽きしたようなとき、その気持ちを表す行為だったことは変わりないようだ。あくびは血液中の二酸化炭素の濃度が高くなったとき、呼吸中枢が刺激されて起こる生理現象だそうだ。してみると、つまらない芸人の芸や社長、校長の訓辞は、見聞きしている人を窒息させる(二酸化炭素濃度を高くするのだから)恐ろしい兵器であり、それに対抗するためにやむを得ず放たれるあくびは「防衛装備」だと言えなくもない。(KAGAMI & Co.)

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