ひっきりなし（引っ切り無し）とは、引いたり切れたりしない、つまり、「押し続け」る状態を言う。例えば、「ひっきりなしに電話がかかってきてうれしい悲鳴をあげている」「ひっきりなしの催促にうんざりしている」のように、時間的に切れ目なく連続して、人やものごとが押し寄せる状況を言い表す。このようにどちらかというと、話し手が受け身（押される側）の場合に用いられることが多いが、「あいつはひっきりなしにモノを食っている」のように使われることもある。ただし、「時間的に切れ目なく連続して」という点は重要で、どなたかのブログが炎上するときのように、いちどきに大量のおバカな意見が殺到する場合は、「ひっきりなし」とは言いがたい。（KAGAMI & Co.）