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この辞典の使い方(ホーム)「ま」で始まる言葉>真っ赤な嘘の意味

カテゴリー:慣用句

 

真っ赤な嘘、まっかなウソ

まっかなうそ

 真っ赤な嘘とは、明らかな嘘という意味。とはいっても、最初からウソだということがわかるような罪のないウソには用いられず、多くの人をだましおおせて、後になって「うそぴょーん」みたいにバラされたというかなり罪深いウソを言う場合が多い。「赤」は「明かり」と同源であることから、「真っ赤」は、明明白白ということ。ただ、「明明白白」のように「真っ赤な真実」「真っ赤な証拠がある」などとは使われず、主に「真っ赤なでたらめ」「真っ赤なにせもの」「真っ赤ないんちき」のように悪い意味で使われることが多い。英語では、罪のない嘘white lieに対して、悪意のある嘘をblack lieと言うが、日本語の「真っ赤な嘘」は、悪意があるかどうかはともかく(冗談半分で発したようなウソも含む)、結果的に多くの人を巻きこんでしまった大ウソ、つまり、ネットのフェイクニュースなどを表現するのにぴったりの比喩だと言えよう。(KAGAMI & Co.)

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