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この辞典の使い方(ホーム)>「せ」で始まる言葉>赤貧洗うが如しの意味
カテゴリー:慣用句
赤貧洗うが如し
せきひんあらうがごとし
赤貧洗うが如しとは、洗い流したかのように家の中に何もないほど貧乏であること。つまり超貧乏。泥棒が侵入して家に何か置いて帰るのではないかと心配になるほどの貧乏暮らしを表現した言葉である。
「赤貧」の「赤」は何もないという意味で、ほかに「赤手空拳(手に武器になるようなものを何も持っていないこと。「徒手空拳」ということが多い)」といった使い方がある。「赤」という漢字には、火によってすべてを洗い清めるという原義があり、そこから「赤裸(なにも着ていないこと)」「赤心(いつわりのないきれいな心)」といった言葉に通じた。したがって「赤貧洗うが如し」も、貧乏暮らしを受け入れ日々を真面目に暮らしている人に適用すべきもので、いまどきのがつがつした貧乏人には当てはまらない。(KAGAMI & Co.)
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