鬼ごっこは子どもの遊びで、鬼担当の子どもが逃げる子どもたちを追いかけ、誰かに触ると触られた子が鬼になって追いかけっこをくりかえすというもの。つまり「ゾンビ遊び」みたいなものだが、幸いなことに標準ルールでは、鬼担当の子どもは誰かに触れば普通の子どもに戻れるので、ゾンビ映画のような悲惨な結果にはならない。つまり「回り持ちゾンビ遊び」である。ところが、鬼ごっこにはゾンビ映画系の特別ルール、つまり二度と普通の人間にもどれず、どんどん鬼が増えていくというやり方もあるらしく、参加者数をめぐってギネス記録を争っているらしい。子どもたちはそんな特別ルールでは鬼ごっこをやらないが、これは参加者数が少なくてすぐ終わってしまうからか、鬼がどんどん増えて襲ってくるという恐怖がマジで恐くて子どもたちがやりたがらないからではないかと思われる。(KAGAMI & Co.)