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関連用語
おもんぱかる、慮る
おもんぱかる
おもんぱかる(慮る)とは、深く考えるという意味。特に「相手の気持ちをおもんぱり、手助けせず放置することにしました」(どういう状況なのか、気になる…)のように、対象への洞察や配慮についていう場合が多い。もとは「思い量る(おもいはかる)」で、すでに平安時代には使われていた語。「思う」は内省するという意味でも相手のことを思うという意味でも使うが、「はかる」はもとは計測するという意味なので、「おもいはかる」は、対象に対するアプローチという側面が強くなる。
「おもいはかる」は平安時代末期には「おもんはかる」と変化し、中世後期には「おもんばかる」という用例が見られ、江戸時代を通じてそれが続いた。「おもんぱかる」と「ぱかぱか」言い始めたのは明治時代に入ってからのようである。
(VP KAGAMI)
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