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そこそこ

そこそこ

 そこそことは、「朝食もそこそこにパチンコ屋のオープンに駆けつけた」のように、動作を適当に切り上げて次の動作に移ること、「頼まれた仕事はそこそこやっつけておきましたので、後はよろしく」のように、十分ではないが一応満足できる程度、「二十歳そこそこであのずうずうしい態度はどうだ」のように、その数値を超えるか超えないかの程度などを表すのに用いられる(しょうもない文例ばかりで失礼しました)。

「そこそこ」は直訳すれば「その場その場」ということで、本来の意味は、場面に応じて適当な措置をすること、つまり「臨機応変」、悪く言えば「場当たり的」「その場しのぎ」に当たる。要するに、「いい加減」とか「まあまあ」とか「大ざっぱに」などと相性のいい言葉だといえる(したがって、冒頭のしょうもない文例は適切だと言えるのであった)。(KAGAMI & Co.)

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