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この辞典の使い方(ホーム)「ふ」で始まる言葉>吹けば飛ぶようなの意味

カテゴリー:慣用句

 

吹けば飛ぶような

ふけばとぶような

 吹けば飛ぶようなとは、小さく弱々しいさまを表す言葉。「吹けば飛ぶような店のオーナーですが……」のように使うが、「が……」と逆接の助詞を使っているように、自分にとっては家族を養うかけがえのない財産であるとか、いまは小さい店だが将来はチェーン展開する夢があるなどのように、矜持や反抗という逆の意図を続けるために多く用いられる。

 村田秀雄のヒット曲『王将』で、将棋の駒の形容として用いられたことから、「吹けば飛ぶような」と言えば「将棋の駒」しか語彙に入っていない昭和世代は多い。

​(VP KAGAMI)

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