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関連用語
喧嘩を買う、けんかを買う
けんかをかう
喧嘩を買う、けんかを買うとは、しかけられたけんかに応じるという意味。しかけた方は「けんかを売る」と言うので、それを買って売買が成立するというわけだ。つまり喧嘩の売り買いは「後払い」だということがわかる。一度やられて、後になって復讐するようなケースは「ツケ払い」(クレジットカード払いかもしれない。あとから数回にわたってしかえしするのはリボ払いか)である。また、喧嘩の売り買いは、なぐられたことになぐって返すので「物物交換」である。いや、サービス(労務)に対してサービスを返すので「労務交換」というべきか。
ところで、実際のけんかにおいては、中途半端に「買う」と、おつりが返ってきたり、相手がいい気になって新たに押し売りしてきたりするので、額面通りきっちり支払ったうえで、こんなひどい商品は二度とかわないと捨てゼリフを残して関係を断ち切らなければならない。
(VP KAGAMI)