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塞ぐ、鬱ぐ、ふさぐ

ふさぐ

 ふさぐ(塞ぐ)とは、入れ物にフタをするなどして流通・通行を断つということだが、慣用的に、気分が落ち込むという意味で「心がふさぐ」などと用いられる。要するに、心にフタをして外界と遮断した状態になる、というのが「ふさぐ」であり、その意味で使う場合は「鬱ぐ」と漢字を当てる場合もある。現代でいう「自閉」「鬱(うつ)」「ひきこもり」などをまとめて表現した言葉で、そのイメージも適切なものと言わざるをえない。

「ふさぐ」は「ふたぐ」ともいったように、入れ物を口を被い、閉じるものである「ふた(蓋)」と関係があると考えられる。(VP KAGAMI)

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