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太鼓判を捺す

たいこばんをおす

 太鼓判を捺すとは、確実であると保証するという意味。「組織を仕切る私が太鼓判を捺すのだから安心してくれ」のように、権威のある人が認める、保証するという状況で用いられることが多い(しかし周囲は「あんたが太鼓判を捺すんだから不安なんだよ」と皆思っている)。

「太鼓判」は太鼓のように大きな印鑑のこと。はんこは大きければよいというものではないし、現代ではそんな大きなはんこを捺されると、「この人大丈夫か?」と勘ぐってしまうが、大きさが権威を表すというのは昔からの常識のようだ。なお、筆者の思いつきにすぎないが、「太鼓判を捺す」には、太鼓を叩くように威勢よくはんこを捺すという意味合いもあるのではないかと思う。(VP KAGAMI)

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