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手に入る

てにはいる

 手に入るとは、自分の所有物となるという意味。「小金が手に入ったから、居酒屋でおごってやるよ」(居酒屋くらいじゃ、ほんとに「小金」だったんだな)などと使う。「手に入る」の「手」は、手のものを持つ機能に着目した慣用表現で、ものを持っている(所有している)手、その人という意味合いで使われている。「入る(はいる)」という自動詞を、「入れる」という他動詞にかえて「手に入れる」となると、積極的にそのものを所有するという意味となる。つまり、宝くじがあたって大金をものにした場合は「手に入る」、銀行強盗をして大金をものにした場合は「手に入れる」ということになる(後者はおすすめしません)。(VP KAGAMI)

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