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関連用語
拝む、おがむ
おがむ
拝む、おがむとは、神仏に手を合わせ、頭を下げてうやまうという意味。もとは、上位の人に頭をさげて敬意をあらわす、つまりお辞儀をするという意味だったようだ。「祈る」と同じ意味で使われることが多いが、「神仏に祈る」に対して、「神仏をおがむ」と言うように、「祈る」は神仏に言葉をかける(意味も知らない念仏や題目をとなえたり、「一発合格」などと無理なお願いをしたり…)のが主眼であるのに対して、「おがむ」は本来の意味からしても神仏をうやまって頭を下げるというその姿を言い表している。つまり「いのる」のほうが、「おがむ」より、神仏に対するずうずうしい接し方ということである。
「おじぎをする」というもとの意味から、「おがむ」は「折れ屈む(おれかがむ)」を略した語ではないかという説が一般的。
(VP KAGAMI)
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