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時代が付く

じだいがつく

 時代が付くとは、古美術、骨董品などが年月を経ることで古びた趣が出て価値が上がるという意味。古いものに汚れ、さび、手あかなどが「付く」ことで、新品の頃より価値が高くなると言いたいものと思われるが、焼き物などの例外を除いて、古美術、骨董品一般に余計なものは「付い」ていないほうが高値で取引され、有名スポーツ選手のユニフォームなどは所有者が着ただけで価値が下がる(そんなことわかるのかよ)というのが現状である。  時代が付くことは、その品が古い時代に作られたことの証明でもあり、焼き物などであれば、多くの人に愛用された(多くの金持ちに)品であることの照明であるとも言える。そこで、偽造者はそんな汚れや手垢まで「偽造」して、熱心なマニアの「だまされたい」という要望に応えている。(VP KAGAMI)

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