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猫に鰹節、猫にカツブシ

ねこにかつおぶし、ねこにかつぶし

 猫に鰹節、猫にカツブシとは、猫の近くに好物のカツオブシを放置すれば、さらわれる可能性が高いように、油断ならない状況をたとえたことわざ。江戸時代から「若い女ばかりいるところへイケメンを送るのは、猫にカツブシをあずけるようなものだ」(なにが起こるのか、よくわからないが)といった悪口がさかんに言われていた。「猫に鰹節」はまた、「あいつは釣りに誘えば、猫に鰹節ですぐに飛びつくぞ」のように、頼み事をするためにエサをさらすという意味でも使われる。

​(VP KAGAMI)

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