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関連用語
目を付ける、目をつける
めをつける
目を付けるとは、関心を持つ、注視するという意味。「視線を相手にくっつける」つまり「目をそらさずにじっと見つめる」というのが本来の意味だが、そのように視線をそらさず見つめる場合の気持ちの持ち方を同時に表現するのがこの言葉であり、「目についた女房、今では鼻につき」という古い川柳では、女性に興味を持つ、「警察は防犯カメラが捕らえていた男に目をつけた」のように、容疑者と見込んで注視する、「プロデューサーは無名の新人に目をつけた」は、その人の才能を見込んでアプローチするという、見ている人物の精神状態をそれぞれ表している。
同じ「じっと見つめる」という意味を表す俗語的評点に「ガンを付ける」があるが、こちらは敵意を持って見つめるという意味合いが強い。「ガン」は「眼」の音読みで、「ガンを飛ばす」のように、瞬間的に対象を強く見るというニュアンスの言葉。したがって、「ガンを付ける」の「付ける」は、相手に張り付くほど「強く」見るという接着剤のような強力さが強調され、「目を付ける」の方は、強さではなく時間の長さが強調された言葉と言えるだろう。
(VP KAGAMI)
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