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この日本語辞典の使い方(ホーム)「た」で始まる言葉>第三セクター、三セクの意味

カテゴリー:経済、ビジネス

カテゴリー:政治、軍事

第三セクター、三セク

だいさんせくたー

 第三セクターとは、三番目の部門、分野といった意味で、国や地方公共団体(第一セクター)と民間(第二セクター)の共同出資による事業体のことをいう。「三セク」と略される。公的機関の見透しの甘さや収益感覚の欠如と、民間企業の流行を追う外面だけの企画力や見かけ倒しのマネジメント能力とを結合させることで、公的資金をギャンブルにつぎ込み、一部の利益団体を潤すという大胆な計画を、市民の抵抗感が少なく進められるように設けられた組織である。

 とまあ、悪口を言ったようなものの、第三セクターに期待されるのは、公共団体の資金力、短期的な成果をもとめない姿勢、公共性と、民間企業の経営能力、サービス力、イノベーションなどの合体である。

 そういうわけで、生成Ai先生に、第三セクターの成功例を尋ねたところ、つくばエクスプレス、大阪南港ATC、神戸ワインなどをあげてくれたが、つくばエクスプレスの説明のところに「第三セクター鉄道としてはまれな成功例」とあって、私はズッコケたしだいである。

​(VP KAGAMI)

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