話がわかるとは、相手の事情を察し境遇を理解してくれるという意味。「あの人は話がわかるから、相談に行くといい」のように、要するに腕のいいカウンセラーみたいな人を表現する言葉となる。直接の意味は「相手の発言が理解できる」ということで、自分が理解力があると言っているのか、または、林先生みたいな説明の上手な人を言っているように受け取れるが、この場合「話がわかる」のは自分ではなく、当方のしゃべっているわけのわからない話でも理解してくれる相手を指す。とはいえ、やはり「話がわかる」だけでは主語がはっきりしないので、説明に当たっては「あの人は話がわかる」「話のわかる人だ」のように、誰が「話がわかる」のか押さえておく必要がある。

​​（VP KAGAMI）