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道連れ

みちづれ

 道連れとは、いっしょに連れだって旅などにでかけること、また、いっしょに行く人のこと。つまり、同行、同行者のことだが、上司といっしょに秋葉原に営業に行く程度のことは「道連れ」とは言わない。どこまでも続く「道」のイメージと、親しみ深い「連れ」の響きが重なって、親しい人といっしょに遠くまで、苦楽をともにしながら行くという、やや重々しい意味合いで語られるのが「道連れ」である。その重々しさが度を超すと、遙か遠くまで行く道と、その旅に無理やり相手を連れ出すという意味で、「子どもを道連れに一家心中した」というように、迷惑な道連れとなる。最近では旅行も徒歩で行くことは少なくなったので、「道連れ」も、後者の使い方が多くなっている。

(VP KAGAMI)

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